
【予約不要で見られる】シャンパンゴールドに輝く「いのち球」が万博会場に出現!廃棄スマホ20万台から生まれた巨大モニュメント
予約なしでも見られる!河森正治プロデュースの金色の球体

大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」の前に、直径3.5m、地上高5mの巨大な金色の球体「いのち球」が設置されました。4月3日に行われたお披露目会では、河森正治プロデューサー自らが「オオサンショウウオのパーツに金箔を貼った」という制作秘話も披露されました。
この「いのち球」はパビリオンの入場予約がなくても見ることができる場所に設置されているため、万博訪問時に必見のフォトスポットになりそうです。

携帯電話約20万台分がモニュメントに!環境と伝統工芸が融合
このモニュメントの最大の特徴は、廃棄PCや携帯電話から再生された「都市鉱山」の金を100%使用していること。ミナミ金属株式会社(石川県金沢市)の岡村淳氏によれば「携帯電話約20万個分を循環させた」そうです。自然の山を削ることなく、不要になった電子機器から金を抽出する環境にやさしい取り組みです。
箔一の伝統工芸士たちは、この再生金を10,000分の1mmという極薄の金箔に仕上げ、一枚一枚手作業でモニュメントに貼り込みました。金と銀の配合は河森氏の希望に合わせて特別に調整され、独特のシャンパンゴールドカラーに輝いています。
モニュメント表面には金箔特有のしわや「箔足」と呼ばれる境界線が残され、さらにエイジング加工によって奥行きのある豊かな輝きを放っています。太陽の光を受けると異なる表情を見せるため、時間帯によって訪れるのもおすすめです。





「いのち球」の中には何がある?多様な生命の共存をモチーフに
「いのち球」は、ゾウやクジラ、樹木やキノコ、アリからヒトまで、あらゆる生物の多様性を合体・変形させた象徴として制作されました。「いのちに大小はない」という哲学を体現し、細部まで作り込まれた造形は必見です。
河森氏は「協賛パートナーの皆さんと金沢で金箔をほんの一部貼らせていただいたのも思い出になった。僕はオオサンショウウオに貼ったのでぜひ見てほしい」とコメント。モニュメントのどこかに河森氏自身が貼った金箔があるというので、訪れた際には探してみるのも楽しそうです。
「いのち球」周辺の見どころ
「いのち球」モニュメントと同じく予約なしで楽しめるのが、パビリオン内の「創造の源」セルに展示される海洋堂製の特別フィギュア。直径40cmの精巧な「いのち球」ミニチュアは、生きものフィギュアの巨匠・松村しのぶ氏を筆頭とするスペシャリストチームによって制作されました。
また、パビリオン待ち時間中に楽しめるbaton社提供の「超時空クイズ」も用意されています。いのちの多様性や食物連鎖について楽しく学べるこのクイズで、パビリオン体験をより深めることができるでしょう。





家族連れにも嬉しい!6歳以下も入場可能な「ANIMA!」体験

「いのちめぐる冒険」の中でも特に注目は、菅野よう子氏が音楽を手がけ、ソニーの立体音響技術とハプティクス技術を組み合わせた没入型空間「ANIMA!」。通常のシアターと異なり、6歳以下のお子さんも大人と手をつなぐことで体験可能となっているので、ファミリーでの訪問にもぴったりです。
ナレーションは日本語を人気声優の東山奈央さん、英語をトリリンガルの小学生・高岸楓ちゃんが担当。子どもから大人まで楽しめる工夫が凝らされています。
「いのち」を五感で体験!食べる「いのち玉」も登場



パビリオン体験の後は、「食べるいのち玉」も見逃せません。4月3日から5月末まで全国19店舗のお好み焼き店「千房」で販売される特別メニューです。お好み焼きには様々な動植物の命が含まれているという点で、「いのちは、合体・変形だ!」というコンセプトにぴったり。万博帰りに関西の味を楽しむのもよいでしょう。
パビリオン出口付近では「いのち球」のカプセルフィギュア(500円・税込)も販売。全5種類のカラーバリエーション(ゴールド、シルバー、ブロンズ、メタリックブルー、シルバーブルー)から、どの色が出るかはお楽しみです。
持続可能な未来へ向けた取り組みも

「いのちめぐる冒険」では4月22日「地球の日」に、「アースデー東京」とコラボレーションしたイベントが開催されます。また「いきもの探しはデカルチャー!」プロジェクトも万博期間中にパワーアップし、生態系データの収集を加速させる予定です。
金色に輝く「いのち球」モニュメントは、予約なしで観覧できる万博会場の新たなランドマークとして、訪れる人々を出迎えます。都市鉱山からの再生資源と伝統工芸の融合による、持続可能な未来を象徴する作品をぜひ実際にご覧ください。






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